2018・7月も真鯛好調

台風の到来で
お休みになった明石海峡。

ここまでの数日、
7月に入っても好調をキープしています。

通い込まれている方や、
明石海峡の鯛ラバに精通されている方々は
安定してキャッチ率を伸ばされている印象です。

ボリュームを抑えたフィネスなパーツセッティング。

皆さん流石。

状況に合わせて底付近〜10m以上まで、
的確に魚の泳層を探り当てる事が釣果を安定させる秘訣です。うまくハマれば2連、3連とヒットが続きます。

一方で、
海の中も徐々に変化してきているように感じます。

ポイントによっては少しボリュームを持たせた
いわゆる純正の鯛ラバの方が当たる状況も出てきているように思うのです。

ここ最近の真鯛は脂がのってとても美味しい状態です。
餌をよく食べているはずです。

深場やベイトフィッシュの反応が絡むようなところでは、ボリュームを持たせたパーツを組み合わせてみるのも良いのでは?と、思わせる場面が増えてきました。


(画像は少し前の釣果ですが、こんな感じのパーツです。)

7月15日の大会出場の皆さんには、
頭を悩ませる話になるかもしれませんが、

フィネス系で手堅く取りに行くだけの攻め方や
大きなボリュームで大物狙いだけの勝負では、
優勝を狙うことは難しいかもしれません。

ざっくりとした傾向は乗船の際にお伝えできますが、
これからの2週間のうちにあれこれ試して
自分だけの戦略を組み立てて頂けたら、
最高に濃密な鯛ラバをお楽しみ頂けると思います。

頑張ってください!

また、はじめての方や
魚のキャッチになかなか結び付かずに苦労されている方も居ると思いますので、基本的なセッティングについてもおさらいです。

鯛ラバ 80g〜120gが中心。
(40g〜150gサイズまで満遍な揃えられるとベスト)

鯛ジギング(メタルジグのただ巻き)
潮の緩みかけで、タングステン製の40、60g、80g
(サバ狙いなら100gもあり)を使う。

リールに巻く糸はPE0.6〜0.8号。(1号は❌)を150か200m。
リーダーはフロロカーボンラインの2〜2.5号。(太くても3号まで)を2ヒロ(両手を広げた幅×2倍の長さ)を接続してください。

これで仕掛けが潮に流され難く、
魚に対しても繊細に仕掛けを送り届ける事が出来るようになります。

リールは力の強いものをお選び下さい。

迷ったら大きな番手、
迷ったらパワーギア。

まずはこれで間違いないと思います。

更にパワーハンドルで、
巻きを強化すると釣り易くなります。

リール、竿の詳細は
乗船時にお尋ね頂けましたら幸いです。

それではまた、
天候回復した海でお会いしましょう!

大窪 利弥 (おおくぼ としや)

大窪 利弥 (おおくぼ としや)

利弥丸の船長です。

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