一歩先のタイラバ

いつも利弥丸ブログをご覧いただき誠にありがとうございます[E:#x1F60A]

今回はこの春の真鯛について記事にさせていただきます。

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さて、この冬から春にかけて、

海苔パターンだ!とか

ミミイカ食べているみたいだ!

といった情報に合わせてヒットルアーやカラーなどを各SNS上でもご紹介させていただいておりますが…

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言われたようなルアーでやっても釣れないじゃないか‼️

と、言う思いをされた方も少なくないと思います。

落として巻くだけと言われるタイラバゲーム。

ですが、

どうやら

その中に様々なテクニックが隠れている様です。

特に最近は、カラーよりも

セッティングや巻き方にコツがあるみたいです。

まずセッティングについて

どうして明石海峡で細く短いセッティングを推奨するのか?

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それは海の”流れ”とエサのサイズにあります。

結論から言うと、

ボリュームがあると潮の抵抗が大きく、仕掛けが流されたり過剰にアピールしがちになります。

エサが大きかったり、魚の活性が高いエリアであれば、大きな仕掛けでも問題ありません。

しかし、明石海峡エリアではなるべく小さくまとめる事で有利に働く場面が多く見られます。

短くてよく動くネクタイは、なかなかデザインが難しく、同時に針絡みが起こらない様に気をつけなければならない煩わしさも増えて来ます。

ですが、

ネクタイのサイズや素材、

それにワームを針に掛けたりする事で、巻き抵抗が大きくなり快適に動作を行う事が出来なくなりがちなので、積極的に挑戦していきましょう。

例えば最近良く釣れているプニイカも

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いつでも付ければ良いというものでは無く、ここぞ!と言う使いどころがあります。

そして、

ズバリそれは、潮の緩いところ。

なので、用法用量は正しい判断が求められます。

流れの強い所で付けてもあまり効果は期待出来ない…でしょうね。

たまには2個付けて釣れる事もあるでしょうが…リスクの方が大きい事をお忘れなく。

そして、潮の緩い時には

巻き方にも工夫が求められます。

最近は意図的なスピード変化や仕掛けをフォールさせた瞬間のアタリが多いようです。

具体的によく使われているシマノ のカウンター付きリールの表示を例に挙げると

3のスピードで誘いあげて、途中で2のスピードに落とす。

3のスピードで誘いあげて、途中で4のスピードに上げる。

といった僅かなスピード変化の誘いが効いたりします。

また、潮止まりの前には

3回上げ下げをテンポの良いリズムで行い魚に見せ

4回目にスローな巻きで食わせにかかる。

という様な、

コンビネーションの巻き方も意識していきたいところです。

流れが緩ければ、

何回も同じ群れに仕掛けを見てもらえるチャンスがあるという事です。

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ひたすらスローに巻き続けていても、

真鯛は簡単にはヒットしてくれないかもしれません。

1日約6時間のトライの中、

チャンスタイムは1〜2時間として、

その中で魚をモノにするには、あれこれ色々工夫して、

積極的にアタリを絞り出しに掛かる必要がある!

簡単ではありませんが、

その辺りにテクニックの磨きがいと高いゲーム性があるのではないでしょうか?


また季節の進行に応じてパターンは様変わりしていくでしょうが、

速い・遅いの基本的な等速巻きに加えて、

何種類も誘いの引き出しを用意してくださいね。


それと、詳しくは船上で…な、

お話なのですが、

常に船には潮上と潮下が生まれます。

潮の流れに応じて船は前進したり後進したりしています。その時に先頭にあたるのが潮上です。船の後ろ側が先頭って場合も少なくありません。

自分の選んだ釣座がその日、潮上なのか潮下なのか。

それによって攻め方や、有利不利は随分変わって来ます。


海苔パターンの必勝法は、

潮上に向かって少し投げる‼️

でした。

他のパターンでも基本的には同様でしょう

それに対して、

真ん中や潮下の方々には、それぞれの戦い方があります。

是非、気にしてみてください。

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大窪 利弥 (おおくぼ としや)

大窪 利弥 (おおくぼ としや)

利弥丸の船長です。

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