間違いの無いセッティングを

文字の大小、文字化けが直りません…orz

ご容赦ください

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本来であれば…

春は真鯛の開幕シーズン‼️

ガンガン狙いに行きましょう‼️

と、言いたいところですが…

さて

皆さんいかがお過ごしでしょうか。

フィールドに出られずイライラしている方も多い事でしょう。

仕方ありませんね[E:#x1F4A6]

現場では産卵に絡んだ元気の良い真鯛が楽しませてくれつつも、気紛れな食い気で苦しませてくれています。笑

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そして、

春の真鯛を相手に観察していて、

改めて”間違いだらけの鯛ラバ”に直面しています。

なので

気付いた事を記録しておこうと思います。

まず、鯛ラバの魅力 笑

はっきり言って難しいゲームだと思います。でも、何でこんなに夢中になれるのか?

それはやっぱり、戦略と技術がものを言う競技性の高い世界だからでは無いでしょうか。

落として巻くだけ…それで釣れれば簡単なのですが、そうもいかない。

でも、釣ってる人は釣っている。

船上で差が残酷にもハッキリと出てしまうところが、また闘争心に火を付けてくれます。

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そして、技術による釣果の向上が確実に得られるのも鯛ラバの良いところです。

釣りが上手くなる近道に、鯛ラバをはじめとした船のライトゲームは最適では無いかと思っています。

では、具体的に…

何から身につけるか。

それは基本的なセッティングから。

まずはドラグのセッティングからでしょう。

間違い→ユルユル、ズルズル

正解→1kg弱は掛けておく

春の真鯛が教えてくれる事、それはドラグが緩いと直ぐにバレると言う事です。水温15度前後の真鯛はとても元気が良く、針をしっかりと刺す為に力が伝わらなければなりません。

なので、ある程度の硬さが必要です。

竿で合わせる合わせないは、どちらでもO.K.。結局はドラグのセッティングが合っていれば上手く掛かってくれるはずです。

次の問題は魚がアタッて来た後と、

ルアーに食いついてから。

間違い→グリグリと追い巻き

正解→巻きを丁寧にゆっくりと

掛かった魚が暴れる時には無理に巻かなくても良いと思います。

焦って強めに巻き続けるとバレてしまいます。

竿が突っ張るなぁと感じたらワンクリック分ドラグを緩めてみるぐらいの余裕が欲しいですね。

なので巻き合わせにしても、フッキングをビシッと決めるにしても、その後竿を持ち上げて曲げ続けるのはN.G.です。

なぜか?

オモリが遊動して走る魚の衝撃を和らげるはずの遊動式鯛ラバの利点を、無理に巻き続けると、ころしてしまうからです。

最初は魚に主導権を与えると、綺麗に二つの針が掛かるはず。

そうなってからは外れにくいのでこっちのものです。

最初に書いたように、ドラグユルユルで魚に主導権を与えると、もちろん掛かりません…よね[E:#x1F4A6]

メディアに出てくる方々も、ドラグ緩めに…と言われる方も多いはず。

でも、皆さん指で押さえてドラグ掛けていますのでw

なかなか真似は出来ませんので、前述のやり方が確実では無いでしょうか。

年間何千匹ものファイトを見ていますので間違いありません[E:#x1F44D]

ちなみに明石海峡では、PEラインは0.6号(慣れた方は0.8号)、下巻きを入れてスプールいっぱいに巻いておきます。(これ重要です。)

リーダーはフロロカーボンの2か2.5号が良いと思います。

日本海ではリーダー4号以上を使用するでしょう。これはフィールドの特性に合わせてください。

外海のドテラ流しでは魚体の擦れが出るので太め、内海の磯場を狙う時は根掛かりでのタカ切れを防ぐために細めが有効です。

ルアーは直結。

チチワ結びはN.G.です。

乗り合い船ではオマツリの解きやすさも配慮すべきテクニックになります。

チチワ結びで鯛ラバを結ぶと、オマツリの度に仕掛けをカットする羽目に。

直結であればスルリと抜けてトラブルも減りますよ。

ロッドの硬さは明石海峡の釣りでは、硬めがベターです。

外海ほど、ウネリの吸収を気にする必要はありません。そして、ドラグと掛かってからの対処が合っていればファイトも問題は無いはずです。

根掛かり回避と着底感度に優れた硬めのロッドがまず最初はオススメです。

実際、今年キャッチ率NO.1の方は、ガチガチのロッド(ビンビンスティックVCM 72MH 廃番)を使用されていますし、更に硬いジギングロッドも使われていますw やり過ぎってぐらいにガチガチですw

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またロッドに関しては、ガイドの小さなものが糸絡み少なく、感度も良くて快適に釣りが出来ると思います。

仕掛けを落とす時に糸が穂先に絡まっている事ありませんか?

仕掛けを落とすタイミングが遅れると釣果が激減しますのでご注意を。

大きなガイドで、スパイラルガイドになっている竿は、特にトラブルが多く不利になります。

大変不利になりますw

竿を変えようとは申しませんが、ポイントの移動中にも糸を張っておくと穂先の糸絡みはなくなりますのでお試しください[E:#x1F44D] 

フックについては小針のショート並行セッティングを推奨しています。(以前のブログ記事をご覧ください)

掛かりが良くなります。もう一つ、ロング段差と言う手がありますが、これはある程度ボリュームのあるネクタイを使用する時に相性の良いセッティングです。ネクタイの動きが良くなるからです。(早巻きで誘う時に使う場合もあります。)

これに対し、最近、明石海峡で定番となっている細くて短いネクタイ(マジカルワームや中井チューン)には掛かりの良いショートな並行針が口に掛かり易く、バレ難く有効です

これはオールシーズン言える事でしょう。

ちなみに3本針や4本針はオススメ出来ません。根掛かりやオマツリを防ぐ意味合いもありますが、3本以上針を付けても、大体魚に掛かっているのは一番上の一本のみ。

つまり、針は一本良い所についていればO.K.と言うことかも知れません。

で、あればライントラブルのリスクを冒してまで針を増やす必要は無いはずです。

と、ここまでは魚がアタックして来てからキャッチするまでのお話でした。


で、アタリが出なきゃ始まらないじゃないか[E:#x2757]️


となる訳ですが…

あとは丁寧に巻くのみw

巻き方のコツはこれまた以前のブログやInstagramにw


凄腕の皆さんの共通点から言える事は、巻きの丁寧さですね。

どなたも潮の重みを指先で探りながらヒットゾーンを探しているそうです。

リールのグリスやオイルをチューニングして巻き感を研ぎ澄ましておられる方も出て来ています。

ベアリングも一度取り外してモーターで回して滑らかにするとか…

そこまでしなければ釣れない訳では決してありませんが、

実際に釣果に現れて来ているので、きっと繊細なフィーリングがキモなのでしょうね。

釣りは本当に奥が深いです。

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大窪 利弥 (おおくぼ としや)

大窪 利弥 (おおくぼ としや)

利弥丸の船長です。

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